事務所でのお仕事が終わってウチに帰ると、既に聖ちゃん達、神崎ブラザーズは珍しく全員が勢ぞろいしていて
「やぁ~ん、かっわい~い♪」
「あ、ズルイヨ!美樹!!
ボクも抱っこシタイ!!」
リビングで丸くなって
なにやら楽しげに兄弟達は会話をしている。
あれあれ??
なんだろ。
みんな楽しそうだな~。
何が起こっているのかが気になって
テクテクと輪の中心に歩いていくと
そこにいたのは……
「いいなっ!
犬もいいけどネコもかわいいよなっ♪」
「確かに。
ネコにはネコのよさがありますね。」
「だっろーー!?
俺様が盗んできたんだぞ、俺様が!!!」
そこにいたのは…
モフモフで銀色の毛をした、デブ猫
ま、まさかっ!!!!
ビクーっ!!
急にドキドキし始めた心臓を押さえながら、お母さんのカバンの中に入っていた依頼書をガバッと取ると、恐る恐る私はエリザベスちゃんの写真を見つめる。


