そんな決意を胸に秘めながら
お母さんに抱きしめられていると
「ミュー!安心しろっ!
今までどおり俺達が守ってやるからな~っ!!」
「ふふん。
聖哉はただ体力を使うだけでしょう?
美優、覚えてて?
一番頼りになるのは僕ですよ?」
「な~に言ってんの。
いざという時は女同士が一番役に立つのよ☆」
「No、No!
ボクのこの美貌が一番役にたちマスヨ~!!」
「な~に言ってんだよ、レオン兄ちゃん!俺のメカがあってこそ、安全な任務遂行が出来るんだぞ!?
ってコトで一番頼りになるのは俺だからなっ!美優!!」
またいつもどおりに
やいやいとうるさくなってきた
神崎ブラザーズ。
「バフンバフンッ!」
でんすけもなんだか嬉しそうに
鼻を鳴らす。
そして…
「よっし!!メシも終わったし学校行くぞ!ミュー!!」
「え、えぇっ!!?」
「あ~っ!聖兄ちゃんどさくさにまぎれてズルイ!!」
「ニャハハ!!
なんとでも言うがいい!負け犬どもめ~!!」
いつもどおり
台風の目のような豪快さと
けたたましさと素早さで
私の送り迎え役を奪い去る、聖ちゃん。


