そして……



「まったく。相変わらず君達はバカですねぇ。」


「うきゃっ!!」



総ちゃんはフフンと笑って、その攻撃をさらりとかわす。







その拍子に



「うぎゃっ!!」


「Noー!!!!」


「いったーーーっ!!」



オデコとオデコが強烈にごっつんこして、その場にしゃがみこんで悶絶しながら苦しむ3人。







「僕はこのチームの頭脳。
つまりはブレーンです。
そんな僕を体力だけでどうにかしようなんて…考えが甘いんですよ。」






そう3人を馬鹿にして
総ちゃんはまたまた私のほっぺにキスをする。





「美優。
君の唇に一番にキスするのは僕だからね?
その日まで大事に取って置いてよ?」





そうやって
フェロモン丸出しでオスの顔して微笑む総ちゃん




でも全く動じない私と




「総一郎、許さん、許さん、ゆるさーん!!」


「Kill,ソウイチロー!!」


「ムカツク、ムカツク、むかつくー!!」




怒り狂う、シスコン3人。