中川くんは、そんなわたしの頭をポンポンと撫でる。 暖かい。 わたしは、おでこを中川くんの胸に置いた。 ドクン、ドクンと中川くんの心臓の音が聞こえる。 「明日から来なよ、希」 …っ、 自分の名前を呼ばれて、ドキンと胸が鳴る。