「座れよ」
す、座れよって…。
…ここ、私の家じゃなかったっけ…?
なんてツッコミも怖くてできないまま、いつもの場所に鞄を置いてから、篠崎さんと対面するように座った。
…確か、『最初の2時間くらいは雑談』だったはず。
でも何話せばいいの?
篠崎さんは秀才らしいし、こんなバカとは話合わないんじゃ…?
それに、高校生と大学生って考えることとか色々違うよね…。
きっと、全っ然違うよね…。
あ~……とりあえず、何かしよう…。
じーっとガン見されている私は、篠崎さんの視線に耐えられなくなって立ち上がる。
視線には視線で、対抗すべし!
「なに……飲みますか」
眉間にシワを寄せすっごく険しい顔で聞いた私に、篠崎さんは噴出した。
え…なんで笑うの?
ソコ、笑うとこじゃないんだけど…。
カクッと首を傾げると、篠崎さんは笑いながら「紅茶ある?」と聞いてくる。


