し、しししし心臓が飛びでそう!!
って、ダメダメ!
私は舜くんを諦めなきゃ………。
「いい子。今日は俺が、じっくり教えてやる」
耳元に舜くんの息がかかり、思わずビクッと体を震わせた。
そんなつやつやな声出さないでよ…。
聞いてるこっちが恥ずかしい…。
かぁ~っと赤面していると、さらなる追い討ちが。
「…色々、な」
う………うぅっ。
ダメだとわかっていても、鼓動の高鳴りは加速していく一方…。
神様…神社の神様、助けてっ!
約束破っちゃいそうで、怖いですっ!
…だけど、当たり前というか神様が私の想いなんて聞いているはずもなく。
「ほら、勉強以外も教えてやるよ」
舜くんに手を取られ、リビングまで二人で歩いていく。
勉強以外もって……。
それは、プライベートに踏み込んでもいいって意味?
「あれ………?」
リビングに入るなり、さっきまで朝食を食べていたとは思えないテーブルが目に入った。
も、もしかして……。
「俺がやった。家事は好きじゃないけどできるから」
さすが、完璧男!!
どこをとっても「完璧」しかない!


