「また・・・会えるかな。」

ようちゃんが、ポツリと言った。

「会えるよ。きっと」

「うん・・・」

「じゃあさっ、約束しよっ!!」

「え・・・」

「絶対に会おうっていう、ねっ☆」

「ほらっ、指出してっ!!」

「うっ、うん。」

出された小指に私の小指を絡ませる。


「指きりげんまん、嘘ついたら針千本の~
 ~ますっ!!指きったっ♪」


「よし、これで大丈夫!!絶対会えるよ☆」

「だね。またね、さっちゃん!」

「うん。またね・・・」

ねえ、ようちゃん・・・
ようちゃんが「さよなら」を言わなかった
のはまた会うためだよね。
私は信じてる。この言葉を・・・約束を。

 I BLEVE FOR YOU.

ーあなたを信じてるー