原田事件からしばらくたった日の朝






屯所内は風邪が流行っていた






凛は、同時に3人の看病をまかされた




なぜ、そうなってしまったのか……








凛「沖田さん!!何やってんですか!!」




総「水やりだけど?」




沖田がケロッと答える





凛「どう考えても水遊びをしているようにしか見えませんけど」




凛は呆れ、ため息をつく





凛「優も、一緒じゃなかったんですか?」




凛は沖田の周りを見るが優はいないようだ





総「なんか、疲れてるみたいだったからさきに部屋に戻ってもらったんだ」




沖田は自分の部屋がある方向をみて心配そうにつぶやく





凛「そうなんですか?私も心配なので一度見てきます」




凛が歩きだした





総「じゃ、僕もいこーっと」




すかさず凛は、



凛「沖田さん、まだ水やり終わってないでしょう!? っていっても、沖田さんが私の言うこと聞くはずないですもんね」




総「ふふ、よくわかってるね」





2人は、沖田の部屋へと足を進めていった