夜とコーヒー



モカマタリは注文されるのが本当に久しぶり。


だから、豆から挽こうと思った。



酸化してるのを出すわけにはいかないからね。



そう思い、手挽きミルを出すと、


「私が挽いてもいいですか?」

彼女が言った。