遺していた、僕の言葉。 それで少し、彼の元に残った。 それは彼のしている、 ブレスレットのカプセルの中に。 そうして何故か、 今も隣にいる事が出来る。 ただし、触れる事が出来ない。 確かに存在している彼の手に、 僕の手は埋まってしまっている。 それを2人で苦笑して、 それでもそのまま、重ねておく。 もうすぐ、電車が止まる。