最期に触れていたかったのは、 他の誰でもなく、彼だった。 泣きながら拒絶して、 だけどそれは繋ぐ事へじゃ無かった。 最後の最後でちゃんと解って、 それだけで僕は幸せだった。 僕が生きている間には 叶いはしなかったけれど、 だけど最後に願った、 せめて彼に触れていたいと、 それは叶ったから。 そして今、 あの時描いた物とはちょっと違うけど、 僕らはさいごの旅をしている。 彼のさいごに叶える為に。