レンアイ指導室~甘々な指導~【完】

「……。いや、何でもねぇ。じゃあ、次はお化け屋敷行こうぜ? 怖くなったら、俺にしがみついていいから」

「っ、……はい」

本多君の手を、指を初めて触った。


大きく手のひら、骨ばった長い指。

でも、暖かくて。


ドキドキが止まらなくて、胸が苦しいよ……。


「やっぱ、お化け屋敷とか怖ぇの?」

「え? あ、はい。私、霊感あるし、暗いところが苦手で……」

「じゃあ、いっぱいしがみつかれんな。腕もげたら、お仕置きな」

「えぇっ!?」

お、お仕置き……!?

な、何されるの……?