レンアイ指導室~甘々な指導~【完】

「水族館で買ったやつでしょ? ……ペリドットかぁ。うん、なるほどね」

「へ? 何がなるほどなの?」

なぜか咲良お姉ちゃんはなんだか、いやらしい笑いをしている。


「ん? どうせ、本多君がくれたんでしょ? 妹のこと、よくわかってるなぁと思って、感心してたの」

「え? ど、どういうこと?」

「詳しいことは本人に聞きなよ? じゃあ、おやすみ」

そう言って、女の私でも見とれちゃった笑顔を残していった。


私のこと、よく理解してるって……。

一体、お姉ちゃん、何がわかったの……?


私は胸部分の服をぎゅっと握って、明日起きることに不安と期待を持った。