着いた先は、会議室。


と言っても、使うのは教職員ではなく生徒会だから、誰かが入ってくる心配はない。



扉を閉め、話し始める。


「それで...あの意味、よくわからないんだけど?」



『会長の秘密を暴いてください。』



バレるはずがない。



「俺、嘘書いたつもりはないよ?」



また及川律也は、ニヤッと妖しい笑みをこぼす。