「はい、大丈夫です!!でも、なんの教科のテストをやるんですか??俺、学校自体行ったことないから、独学で隠れて勉強していた知識しかないんですが・・・」

情けなく思いながら來斗さんとねぇさんに話した

ーーーー沙夜side----

そうだったんだ。おばさんも、なんでそんなことを・・・
海音君だって、おばさんにとって息子のはずなのに、海音君に愛情をもって接しないどころか
、学校にも行かせないなんて・・・ひどいよぉ。。。。。

自分が、お腹痛めて産んだ子じゃないですか??
なんで、海音君がこんな目に、隠れて勉強学んだってことは、最低限の知識とかもないのも納得いくよ

あんな痩せてあんなに精神的に参ってたのに。。。

それでも陰で自分なりに努力していたのは、心のどこかでお母さんに認めて欲しかったから

それを、分かってあげれていればこんな悲しい事も起こらないのに。。。

どうして、神様は意地悪なのでしょうか??


ーーーーー沙夜side終了ーーーー

ーーーー來斗side----
わかった、此奴の違和感が・・・
時々、大人っというか何かに諦めた感じに話すのは・・・止まってるからだ

こういうやつに、限って大抵自分の弱音吐かない
それに加え、自分なんてどうせ居なくても大丈夫って考えるパターンだ

だが、此奴何処かで諦めてるに対して、いざってときのために知識だけは
学ぼうと独学で勉強したんだ。

対したやつだなぁ。
それでも、親を責めないで自分なりに踏ん切りがつき、今居候させてもらってる沙夜の
優しさにふれ、心を取り戻し声も出せるとこまで行ったが、姉と接する沙夜にこいしてしまったってとこか。。。。

全く、沙夜は本当好かれやすいなぁこういうのに・・・

取り敢えず、日常的な問題を作ってそれを応えてもらうか

ーーーー來斗side終了----