-------------海音side------------
お姉ちゃんとついた学校は、みるからにお金持ちが通うな学校に思えた
だって、明らかに豪邸で空いた口が閉まらなかった。。。


それで、やっぱりお姉ちゃんも入った当初は驚いたそうだ

そんな話してたら、警備員がきて怒られるって思ったら、
お姉ちゃんが普通に話し出した

どうやら忘れられてたみたいで、話してみると気さくな人で
俺は人知れず安心した。


母さんやとうさんみたいな人だったら、どうしようって思って無意識に
服の裾を掴んでいた。

けど、そんな俺の様子に気づいてお姉さんは、振り払うどこか優しく頭を撫でて俺に
お姉さんの苗字をいって紹介してくれて、自分からも言いやすいようにしてくれた。

それが、どんなに嬉しかったか
でも、泣きそうになった俺は、名前をいってすぐ下を向いた
泣き顔をみられたくなくて、でもそん時にお姉さんとおじさんがなんのアイコンタクト
とっていたか知らなかった。


-----海音side終了------

「久しぶりの学校で迷わないことを祈っててくださいね海音君?」

「え?迷うのお姉さん??」

「えぇ、恥ずかしながら迷子ちゃんっと学生のころはそういわれるほど、迷っていたんですよ(汗)」

(へぇ、ねぇさんも意外とおちゃめなとこがあるんだ)

「坊主、ここは色んな悩みを抱えたやつとかが通ってるんだが・・・ここの教員はみんな、生徒を見捨てることを絶対しねぇ。だから、もし何か悩みがあったりして・・・家族に打ち明けれねぇんだったら、此処の奴らに相談しな」

「うぅ、はぃ」

下を向きながら・・・少し嗚咽もらしながらねぇさんの服を掴みながら・・・
返事をした。

「あ、ではいきますねオジサマ」

さぁいこうっていって海音に手を出した