おそるおそる、話しかけてみたら笑みを返され、思わず微笑んだら

小さい震える声で・・・


「・・・助けて、おねぇさん」

そう、言ったと思ったら、いきなり倒れ込んできた。

(ど・・・どうすればいいのぉーーーー!?)

持たれてきたこの少年?をうちの中に入れるべく、一旦玄関まで運んだ


がちゃっ

うちの鍵を開けて少年と少年の荷物らしきものも家に運んだ・・・


「一体、この子はなんなんだろうか?親戚や身内にこんな子居なかったと
思うし・・・う~ん、まぁこの子が起きてから聞けば良いかな?」


彼と出会った事で、私の生活は180度変わることになるとは、この時は
思わなかっただろう・・・