ー海音sideー
泣くのに、疲れていつのまにか夢の中だった


久しぶりに泣いた気がする・・・
おねぇさんに、迷惑じゃない、邪魔なんかじゃない・・・
これからは、家族だって言ってくれた。

その、言葉がどんなに嬉しかったか、きっとおねぇさんには
わからないよね?

今は、泣きつかれた僕の頭を優しく撫でてくれるこの人には
嫌われたくないって、思わず思ってしまった。


どうか、これが夢で終わらないように・・・
起きても、おねぇさんがいることを願いたい。


僕の新しい家族・・・

優しいおねぇさん。

ー海音side endー