金髪美人な生徒会長は可愛い子がお好き!?

「よろしく、よいちん!」
そう言って嬉しそうに笑う春重。
……よいちん……なんか……複雑じゃな。
まぁ、嬉しそうじゃから別にいいか。

暫く春重と談笑していると、生徒会室の扉が静かに開いた。
「あ、ひーちゃん先輩こんにちはー!」
春重の言葉にゆっくり後ろを振り向くと、それはそれは大層なイケメンがいた。

「あぁ」
イケメンは短くそう答えると、ゆっくりとこちらに歩み寄ってくる。
銀色で艶のある綺麗な髪は後ろで一纏めにされており、切れ長の目は綺麗な翡翠色をしている。高く通った鼻筋に、薄く形の良い唇。
まるで彫刻のように整った顔だ。

イケメンはわしの目の前で止まると、じっとわしを見つめてきた。
こうも顔の整った奴に見つめられると居心地悪いんじゃが……
なんか言ってくれんかの。
わしが困っていると、春重が助け船を出してくれた。

「ひーちゃん先輩!!この子は生徒会長のよいちん!!
よいちん、自己紹介して!」