「…ん……ぁ…っ……」
ワンピースしか身に纏っていなかった紫羽が下着姿になるのにはさほど時間はかからない。
これまで幾度もあった行為に、俺達はお互いのツボを分かりきっていた。
「…………っぁ…」
触れるたび、愛撫するたびに
素直に反応する紫羽が愛おしいと感じる。
あっという間に2人とも一切纏わない姿で
ただお互いを求め合う。
「………ンっ……っ…!」
俺の下で紫羽は快楽に顔を歪める。
「…せ…つっ………」
「…っ…ん?」
「………っ…
…入れっ…っ……すぎ…よ…っ…」
「…イヤなの?」
紫羽の体から、
嫌だとは思えないけど。
俺が意地悪く笑って見せれば
「…っばか………っ…」
そう言いながらも、紫羽は俺の首に回した腕を引き寄せて唇を重ねた。

