学園奉仕活動

「くぅ〜・・・・・・・」


悩んでるのか、悔しがってるのか、アリスは拳を握りしめたまま、目を閉じ歯をくいしばり唸っている。


その姿を少し可愛いと思う俺は、やっぱり変人なんだな〜と再認識してしまう。

てか、そんなことはいい



それよりも・・・・・



「早くしろよ、この――――」



「分かった・・・・・行ってやる」


俺が口を開いたと同時に、アリスが言った。


「お、おう・・・・・・じゃあ行こう」

俺は直ぐ様歩き出した。



いや〜危ない危ない、思ってた事が口を突いて出るとはこの事か、また一悶着起こすところだった。