学園奉仕活動

「そ、そうか?」


「ああ。唯と色々したいと顔に沢山書いてある。顔洗え、馬鹿野郎」


「いや、ほんまにマジックとかで書いてる訳ちゃうからさ。てか、色々とか言うなヤらしい」


「色々とか聞いてヤらしい連想する、お前がヤらしい」

まあ、確かにゴリラが唯一色になるのは分かる


彼女は誰にでも屈託なく笑顔で接するし性格も申し分ない


まあ、逆に言うと、そんな娘程、距離を詰めるのは難しかったりする


「誰にでもだから自分にも」


と、ネガティブに考えたりするわけで、最終的に何を考えてるか分からないといった答えに辿り着き、挫折する場合もあると思う



てか、俺ならそうなるな、多分。



「告白しねえの?」


「いや〜、まだそんな感じじゃないわ」


彼女みたいなタイプは待ってても、好機が来ると思えないんだが・・・・・・・



まあ、それを言って、ゴリラの背中押すと俺もって事になるので


「そうか」


と、無難に返し、ゴリラとの会話に区切りがついた時