「なんだ?フラれたか?」
「お、おいっ。察しろ、お前」
やっと戦いに勝ったようで、菓子パンにかぶり付いていたゴリラが横から言う。
「いや、いいんだ。その通りさ・・・・・・・」
暗闇に沈んでくロピアン。
「なんでフラれたん?」
人に言っときながら、傷をほじくりかえす、ゴリラ。
「他に・・・・・・好きな人が出来たみだいだよ・・・・・」
どんどんと暗闇に沈むロピアンだが、まだ辛うじて顔は見えている。
「最っ低やなっ、それっ」
自分の事のように、怒りを露にするゴリラだが、俺から言わせれば、梅子はその節があった。
元々、明るいタイプではない、て言うか、ロピアンには悪いが、はっきり言うと根暗と呼ばれるタイプっだった梅子だが、人気者のロピアンと付き合うに連れて自信をつけたのか、元の根暗から真逆に変貌を遂げた、それは良いことだが彼女は自信をつけすぎた『誰とでも付き合える』『自分は誰よりも可愛い』と勘違いし始めたのだろう
「お、おいっ。察しろ、お前」
やっと戦いに勝ったようで、菓子パンにかぶり付いていたゴリラが横から言う。
「いや、いいんだ。その通りさ・・・・・・・」
暗闇に沈んでくロピアン。
「なんでフラれたん?」
人に言っときながら、傷をほじくりかえす、ゴリラ。
「他に・・・・・・好きな人が出来たみだいだよ・・・・・」
どんどんと暗闇に沈むロピアンだが、まだ辛うじて顔は見えている。
「最っ低やなっ、それっ」
自分の事のように、怒りを露にするゴリラだが、俺から言わせれば、梅子はその節があった。
元々、明るいタイプではない、て言うか、ロピアンには悪いが、はっきり言うと根暗と呼ばれるタイプっだった梅子だが、人気者のロピアンと付き合うに連れて自信をつけたのか、元の根暗から真逆に変貌を遂げた、それは良いことだが彼女は自信をつけすぎた『誰とでも付き合える』『自分は誰よりも可愛い』と勘違いし始めたのだろう

