学園奉仕活動

「始めまして。一年A組の大西寝子です」


「あ、どうも。二年D組の黄緑ロピアン司です」


大西寝子と黄緑ロピアン司・・・・・・・・


「ははははは」



「今更笑ったるなって!」

ゴリラに叩かれた



が、ゴリラも顔を背け、肩を震わしていたのを俺は見逃さなかったぜ、ふっ


「で、話を戻すけど、君達何処に居たんだい?」


「ああ〜それは〜・・・・・」

アリスとの一件をロピアンに話すと、直ぐに返ってきた言葉が



「・・・・・それは君が悪いね」


だ。


真剣な表情でロピアンが視線をぶつけてくるが、俺もそこまでバカじゃない訳で、ちゃんと分かってるんだ


だから


「ああ。俺もコイツが悪いと思ってる」


と、親指で自分を差して見せた。


「分かってるなら、なんで謝らんかったん?」


「いや、謝ろうと思ったが、疑問が先に立ったと言うかぁ〜〜、成り行き的にぃ〜〜?みたいなぁ〜?」


本当に謝ろうと思ったのだ、間違いない、多分。