学園奉仕活動

「あ、あの、本当に怒ってないですから。止めて欲しくないですが、もう、その大丈夫と言うか・・・・・・」


とりあえず、惜しまれつつも頬擦りは止めてもらおうと、そう言うと


「えっ・・・・・・やだ・・・・・・百太郎様はロリコン・・・・・・?」


またもや鈴さんから避難めいた視線が飛んできたので早々に勘違いを取り払うべく


「ロリコン違いますよっ!」

と、声を大にして反論するが、言った後に迷いが直ぐ様やってくる



100%勘違いでも無いのではないか?





思えば、変人が寄り集まった様な学園で、一、二を争うくらい変わり者で幼顔などらさんに唯一なつかれているわけで、俺自身、それを嫌と思わない



と言うかむしろ、嬉しく思い、誇れることだとも思う


困った時には必ず、スカートや白衣のポケットから自作の便利道具を出してくれる優しく親切な所、思ったことをハッキリとストレートに言う裏表無い所、凄く気まぐれでマイペースで媚びない猫っぽい所、どんな些細な発見でも跳び跳ねて喜ぶ子供の様な純粋な所、物知りで頭の回転が速く天才としか思えない所、と、まあ、上げればキリがない程、好きな所や尊敬する所が出てくる訳で


「う〜〜む・・・・・・・・」


俺のそう言った思いや、然るべき経緯が有り恋仲になったとしても、他人から見りゃ“ただのロリコン”にしか見えないのかも知れない・・・・・・・


「てことは、当たってるのか・・・・・・?」


いっ、いやいやっ、で、でもっ、俺はアリスも綺麗だと思ったし、お姉さん的なニオイがする鈴さんもアリだと思っ―――Shit!!!


「ちげえよっ!そもそも俺がロリコンとかそんな話じゃ無いでしょう!!」


何の話だったかは覚えていないが、少なくとも俺がロリコンかどうかの話では無かった筈だ。


それと、いつまでもこんなだだっ広い廊下でのんびりやっている場合でも無い筈だ。