学園奉仕活動

「貴女は誰・・・・・・?」


鈴さんは、明らかにメイドと分かるような服を着ているので、趣味とかじゃなければ、こんな屋敷だし、考えずともメイドだと分かるわけだが・・・・・・



「今更なんだ〜〜あははははっ」


何故だか爆笑しているこのシアとかいう人は、メイドでもなけりゃ、当然執事でもない


「あはははははっ」


おおっ、屈みこんでまで爆笑するからパンツがっ―――じゃ、なくてだな・・・・・・


それどころか、俺やゴリラ達と同じ学園の制服を着ているわけで、今思い返せば、声にも聞き覚えがある気がする・・・・・・



てことは、それらから察するに―――



「こう見えても、アリスお嬢様やルイお嬢様のお姉さんなんですよ。シアは」


出そうとした答えを鈴さんがさらりと言い「残念ながらね」とまで、爆笑するシアさんに目を向け、ため息と共に付け足す。


「ああ、やっぱりそうなんですね」


と、鈴さんに返した時


「やっとわかったか、この〜」

首にチョップをくらい視界が物凄くぶれる


「こらっ、シアっ!何故今日はそんな攻撃的なの!やめなさいっ!」


「ごめ〜ん。ちょっとした戯れだよ〜。怒んないで〜」


た、戯れで危険な部位を・・・・・・?


ああ・・・・・・ゴリラの言ってた「首は危ない」ってのが、今わかった・・・・・・確かに危険だ・・・・・・


て言うか、このシアという人はなんなんだ?ロシア軍にでも居たんだろうか・・・・・・?


アリスはアリスで危険だが、この姉さんも、己の肉体だけで容易く人を殺せる力と技量を兼ね備えている、そんな超危険人物な気がする。


「やだ、ほんとに怒っちゃった?ごめんなさい。怒んないで〜」


「い、いや、怒ってないです。てかむしろ、恐れ戦く(おののく)と言うか・・・・・・て言うか、て言うか・・・・・・」

何故腕を取って上腕に頬擦りしてくるんですか・・・・・・?


ああ〜・・・・・・駄目だ


色々柔らかい・・・・・・


そして、可愛すぎる・・・・・・

アリスがお嬢様なら、シアさんはお嬢ちゃんと言う感じで、内情知らず、どちらが姉かと聞かれれば間違いなくアリスと答えると思う。