学園奉仕活動

「ふむ・・・・・・で?」


目の前に並んで座っている、ゴリラと恋、そして何故居るのか分からないが同じクラスの確か・・・・・・・・

中森・・・・・・・?


中本・・・・・・・?


ま、まあ、中なんとかに、説明を求めた


「奴は何処に居るんだ?」

と。


家に電話までして住所を調べ、謝りに来たはずだ


なのに、何故奴は居なくて、代わりに全然関係無い中なかんとかが居るんだ?


とことん意味が分からない

我が敷地内に足を踏み入れた瞬間、蒸発してしまったとでも言うのか?


私は奴の一番の仲良しだろうと思われるゴリラに、目を向けた。


すると、ゴリラは「そんな睨むなよ」と苦笑いし


「あいつ、トイレ行ってるわ」


と、言い、それを皮切りに

「メイドさんに案内されて、嬉しそうに付いてきましたよ。アロマ姉さん、奴、冥土に連れてきましょうや」

と、恋が言い


「じいじさんくださいませ!」


と、中なんとかは勢い任せによく分からないことを口走る。


「じいじとかいう人物が誰なのかは知らんが、やるつもりはない。後、冥土へはいずれ連れていくつもりだ」

中なんとかと恋にそう答え

「ただ、奴が不在では話が進まんではないか。どうするのだ?」


ゴリラに聞いた所でどうにかなるわけではなかったが、私はそう聞かずにはいられなかった


「いやぁ〜・・・・・俺に聞かれても、わからへんけど・・・・・・」


友人と呼べる人物が居らず、ましてや家にまで押し掛けてくるなど、こ奴等が初めてだった


「てか、アリスは・・・・・・」

それ故、どう接していいのか分からない部分がある


人と接する事が苦手な訳では無いが


親しき人物――――友人との接し方が、いまいち分からない


と言うか、そもそも「友人と思っていいのか・・・・・?」その辺から既に分からないのが本音だ


「ほんま辞めるつもりなん?」


「ああ・・・・・奉仕活動部か・・・・・」



そうか・・・・・・



まあ、そうだろうな・・・・・・