学園奉仕活動

「それなら安心しました。それと申し遅れました、私は・・・・・・」


じいさんが自身の説明をするところによると、やはり、執事らしい


「お嬢様方が幼い頃から身の回りの世話をさせていただき、オムツまで替えさせられましたからなぁ〜。もう孫ですな」


そこ自分で言っちゃうの?と思ったが、言わずに「ああ〜・・・・。そうなんですね」と返し


「そうなれば、御主人は息子夫婦となりますな。あの世話しないどら息子めぃっ。ほっほっほ」


えっ・・・・・?ちょっ、大丈夫?と周りを見回しながらも「ああ〜・・・・・はははっ」と合わせ笑いし


「私の事は以後、じいや、じい、執事、なんとでもお呼びください」


と、言うので


「ああ〜じゃあ、“じいじ”で」


未だ、周囲を警戒しつつ、適当にそう言うと


「じ、じいじっ・・・・・・!」
じいさんは目を見開いてしまったので、直ぐ様

「ああ、いやっ――――」

謝ろうとしたのだが


「なんと親しげな事かっ!光栄です!以後そうお呼び下され!」


怒ったのではなく感激した様で、じいじが興奮気味に握手を求めてくるので、とりあえずガッチリ交わし


「あ、あの・・・・・」


俺は、アリスでも、アリス姉ちゃんでも執事でもメイドでも何でもいいので、兎に角、アリス宅の誰かにあったら言おうとしていたことを、今まさに口する




「トイレ借りていいですか?」