学園奉仕活動

「マジかよ・・・・・・いや、これはほんと・・・・・・マジカルかよ・・・・・・」


嫌な予感をビンビン感じ、ついそんな意味不明な事を口にしてしまうと


「いや、マジカルとか何言ってんのか分からんけど・・・・・・言いたいことは分かるわ」

と、ゴリラが言い


「分かるのか分からないのか、どっちなんですの?矛盾してますわ」


中嶋はそれに食い付き


「空気読みましょうよ、キンパチ先輩。人と言う字、このうっ」


恋ちゃんは恋ちゃんなりのごもっともな事を言う



「ふむ・・・・・・・」



そして再び、我の番かとばかりに俺は口を開き、言った







「よし、帰るかっ」



清々しく明々と言った。



「なんでやねん!アホかここまで来て、おいっ!」


「そうですわっ!お天道様が許しても私が許しませんわよ!!」


「んだよ、百ちゃんシッ○!!ファッ○ユー!!」


分かってはいたが、やはり皆からは非難轟々だった。

「アホなこと言ってんと、ほら行くぞ、おらっ」


と、ゴリラにシャツの襟を猫掴みされ

「い、いや、でもさ、何処までかわかんねえしっ!!て言うか、て言うかっ!うんこしたいしさ、俺!!」


そこまででは無かったが、便意があるのは確かだ


「うるさい!何処までかわからんねやったら調べるまでや!後、うんこやったら我慢できる!行くぞおらっ!ほらっ!」


「そりゃ無いぜ父さん!やめてよ父さん!」


「じゃかぁしぃっ!」



嫌がる俺、嫌がってもそんなの関係ないゴリラ、そんな俺とゴリラを「なんなんですの・・・・・このお二人」と、呆気にとられながら見ている中嶋、口笛吹きつつ丘を越えて行きそうなくらいご機嫌な恋ちゃん、と、なんやかんやと騒がしくしつつ、恐らく目的地であろう、この何処まで続いてるか分からない程長い塀で囲われた家の門を目指し、歩くこと小一時間・・・・・・・・