学園奉仕活動

そして、更にハクチョウ台の奥へと歩みを進めていた俺達の前に

「あら・・・・・・?貴方達は・・・・・」

ちょっとだけ知っている人物が現れた


いや、その人物が住んでいる所へ、通りすがりとは言え、出向いた形になってしまったから、俺達が現れた事になるのか・・・・・・・


まあ、どうでもいいか。

「やあ!また、会っちゃったね」

と、とりあえず、軽く挨拶をすると

「いや、同じクラスやっちゅうねん。一応、毎日会っとる」

と、ゴリラは俺にツッコミを入れ


「誰なんです?あのお嬢様丸出しのキンパチさん」
恋ちゃんはこっそりと聞いてくる


因みにキンパチとは、超有名な先生では無く、恐らく、金髪ツインテール、略してキンパチと言っているのだと思う。


「ああ、この人はね〜、同じクラスのティッシュ中嶋さんだ」

とりあえず、恋ちゃんに紹介し

「は、初めましてっ!ティッシュキンパチさん!じ、自分っ、さ、五月っ、れ、恋と申します!」

恋ちゃんは緊張しながらも、ちゃんと元気よく頭を下げ挨拶する


うん、流石、可愛い幼馴染みだ。



「ちょっと待ちなさい!!」

「おおっ・・・・・・・・」


「ひっ・・・・・・・」


「あかん、あかんて・・・・・・」


中嶋が叫んだので、俺達は思わず耳を塞ぐが、ティッシュ中嶋はそんなの関係ねえで、続ける。


「ティッシュ中嶋ってなんですのっ!?あと、貴女も紹介された名前を言いなさい!と言うかせめて中嶋は付けなさい!!」


恋ちゃんを指して、何かを言っているが、今の俺達にはごもってしか聞こえず、何を言ってるのかいまいち分からなかったが、俺と恋ちゃんがふざけた事を怒っているのだろう思う。


「大体、貴方達が何故こんな所に居るの!?」


「え?なんだつぃみはってか?」


「そうです。私の隣が変なおじさんです」


「だっふんだか、お前等。てか、からかうのはもうやめたれって。俺等は―――」

と、ゴリラがここ、ハクチョウ台に何故来たかを説明し、状況が分かったとばかりに、中嶋は「そう言うことでしたのね・・・・」と頷き

「ただ、納得いかないですわね」


と、真っ直ぐに俺を睨んでくる。