学園奉仕活動

「やっぱりさ、おにぎりより、にぎりめしと言った方が、カッコいいと思うんだよな」


「・・・・・・・まあ、男らしい感じはするな」


「だろ?かぁ〜・・・・・・ほんっと、最近の若者はおにぎりおにぎりってなんとひ弱な事か。嘆かわしいことこの上ねえな」


「いや・・・・・・・、そもそも若者ってか、全般的にそんなにおにぎり連行してへんと思うけど・・・・・・・・」


「いや〜ほんと嘆かわしいな。もうこれは、にぎりめし戦争を起こさなければ・・・・・・・・・」

そう決意を決め、俺は屋上扉のノブを掴む


「いや、あかんで?ほんまやめてや?そんな変な戦争起こすのだけはマジでやめてや?」


ゴリラが背後で何かを言っていたが無視し、扉を開け放ち


「にぎりめし出てこいやーっ!!!」

今日こそ、お前をピンフォールだ!

の勢いでファイティングポーズを取る。


「いや、うるさいってお前!!」


「ああっ!?何がうるさいだこの野郎!このゴリラめがっ!」

と、言ってから気付く

ま、まさか・・・・・・・!

にぎりめしとタッグを組んだのではあるまいな・・・・・・!

「いや、この野郎ちゃうわ!!お前、にぎりめし味方ちゃうんか!なに、リングに呼び出して闘おうとしとんねん!!」


「うるせえこの野郎!俺はおむすび代表だ馬鹿野郎!」


「おまっ、言ってること無茶苦茶やんけ!にぎりめし可哀想やろ!」


「ああっ!?なんだとっ・・・・・・・・・!」


ん・・・・・・・?


にぎりめしが可哀想・・・・・?

初めて聞いた台詞だな・・・・・


「てかさ、可哀想も何も、あれは食いもんだ。そんな感情抱かない」

あの、ガンジーですらそこまでは思わない筈だ。