学園奉仕活動

これからどういう展開に発展するのか気になるところではあるが、俺は別にもっと気になっていることがある・・・・・・


アリスの頭に付いているティッシュ・・・・・・



あれは、くしゃみをかまし中嶋の名乗りを遮り、その際に鼻水を包み込んだティッシュ・・・・・・


即ち、俺のティッシュ・・・・

俺の手から放たれたティッシュだ・・・・・・・・。


「・・・・・・・・・・」


「・・・・・・・・・・」


う〜〜〜〜ん。


どうしよう・・・・・両者共に出方を窺うように睨み合い、とてもじゃないが「頭にティッシュ付いてるよ」なんて言えない雰囲気だ。

「・・・・・・・・」


「・・・・・・・・」



いっそこと、殴り合ってくれないかな?

そしたら、止めるふりしてどさくさ紛れにティッシュを回収できる



・・・・・・・・・・・・



うん、殴り合えてめえら



ファイっ!!


俺の心のゴングが鳴る


微々たる当たり判定、密かな反則も見逃さない、完全なる公平なジャッジを下してやるから安心しなっ!さあ、ぐっちゃぐちゃなキャットファイトを―――――

「何してんねや?お前。飛行機みたいな体勢して」


「いや、その、全てを見逃さないように的な?」


「ふ〜ん。そうか」


もう、ツッコムのも嫌なのか、ゴリラはそう言って、アリスと中嶋を中腰で両手を広げた体勢のまま、固唾を飲んで見ている俺を、変な目で見るだけだった。


正直、なんか寂しい・・・・・・

が、俺にはティッシュ回収の使命もあるわけで、彼女達にはえげつないぐらいバトルを繰り広げてもらわないといけない


その為なら、ゴリラとの友情もダストボックスだ・・・・・・


まあ、過去に2、3回捨ててるし、またそれも回収すればいい


そう心に決めた時




「そもそも・・・・・・」


中嶋が口を開いた。


先攻とは流石お嬢様だ、何も知らんのか、後攻をねじ伏せれる程の話術があるのか・・・・・・・・・


どちらにしろ、気になる攻撃、気になる第2ラウンドだ。