学園奉仕活動

「それに授業妨害といい最低ですわ!退学に追いやって――――」


「そんなことよりさ、これあんたの?」


なんか言ってたが、それを遮り、俺はナカジマティッシュ箱を中嶋の顔に近づけてみた


すると、先程とは、うってかわり


「な、何故それをっ!?」


と、中嶋が驚いた顔を向けてくるので


「何故それをって〜・・・・・・・何故これを?」


俺はゴリラに説明させるために顔を向ける。


「さっき教室に戻るときに拾ってん」


「ああ。屋上から帰るときか・・・・・・」


チャイムが鳴り、教室へと戻る時、アリス、ゴリラ、どらさん、俺、と、四人で階段を下りていたのだが、途中でどらさんが再びアリスにちょっかいを出しだしたので、それを止めたりなんだの―――まあ、実際は見てただけだが―――があり、その間にゴリラは先に戻ってしまった為、空白の何分間は知らないでいたが・・・・・・・・そうか、コイツはティッシュ箱を拾ってたんだな。


「お前はなんでも拾うな〜。ほんとゴリラだ」


「いや、そんな、なんでもかんでも拾わへんけどさ。てか、ゴリラだって果物しか拾わへんわ!」


とうとうゴリラに愛着がわいてきたのか、言い返してくるゴリラだ。


「まあ、そういうことらしいよ」


と言いながら、中嶋にティッシュ箱を差し出す。


「それは・・・・・ありがとうございます、ですが・・・・・・・」

ティッシュ箱を受け取りながら、まだなんか言いたげな中嶋だ。


「頼むから、めんどくさいこと言うのだけはやめてくれよ?」


「めんどくさいこととはなんですの?私はただ、何故早く返さず、あわよくば着服しようとしたのですか?と、言いたかっただけですわ」


中嶋は不機嫌そうにそう言い、また睨んでくる。


ほんの2、3日前までは、野郎臭い学園生活だったのに、ここ最近は女子と絡む事が多々あり、初対面の相手には決まって睨まれてる気がする。



おまけに同じ学園の生徒を助けるような部活にも入れられ、更にこういう状況が増えるんだろうな・・・・・・・・

もう、不登校になってやろうかしら?


と、俺の頭の中に黒い思いが芽生え初めた時