学園奉仕活動

「ちょっと貴方っ!!」


と、金髪巻き髪ツインテールの小柄な女子生徒が、いかにもなキンキン声でそう叫び、窓際の一番前の席からこちらへと歩いてくる。


物凄く怒っている様子で睨みながらこちらに向かって来るが、俺はこう訪ねずにはいられなかった。


「誰だ?あんた」



すると



「えっ、マジかよ、百太郎」


「すげえな。マジで同じクラスの奴にも興味ねんだな」


「末恐ろしいぜぇ・・・・・・・」


「まったくだな・・・・・・・・」

と、何故か、クラスの皆―――特に野郎共―――がざわめきだし、金髪ツインテールも更に形相が悪くなっている。


「なんだおい。なんだよ、おい。お前達よ、おい」


周りの野郎に問い掛けるが、皆、目が合うと背けるばかりで、答えは返ってこず、金髪ツインテールは既に目の間へとやって来ていた。



「な、なんだね君はっ!初対面でそんなに睨むんじゃないよ!まったくっ」

内心ビビりながらも、そう言うと。

「いや、同じクラスやっちゅうねん。初対面は無い。顔は合わしとる」


すかさずそうゴリラが突っ込んでくる。



「ええ、その通りです。初対面ではないですわ。百太郎さん」


礼儀正しいが、睨みは依然変わらずだ。


「うむ、そうか。で?あんた誰」


「それは・・・・・・気で仰ってますの・・・・・・?」


え、なんか、この人ピクピクしてんだけど・・・・・・・・・・やだ、怖い・・・・・・。



「まあ、いいですわ・・・・・特別に名乗ってあげしょう。よくお聞きなさい」