学園奉仕活動

「笑うんじゃねえ!ゴリラ!」

「笑うな!貴様!」


「えっ、ちょっ、なんで俺っ!?」

何故か怒られたゴリラが、顔を向けてくるが


「駄目じゃないか、まったく。ゴリラ」


と、じろさんとアリスに便乗し叱っとく。



「いや、お前やろっ!俺はなんもしてないぞ。てか、ティッシュ渡してやったりしてんぞ」


「いや、それはナカジマのティッシュだろ。どこぞのナカジマのティッシュで鼻かんだ身にもなれ。なんか嫌だぞ」


「いや、そうやけど、ちょっとは――――」


ゴリラが言いかけた時


「ああーーもう!うるせえっ!黙れ、おめえら!」


じろさんが豪快に振りかぶり、チョークを投げてきた。


「うわっ、あぶっ」


「おおっう」



幸いコントロールはよくなかったので当たりはしなかったが、粉々に弾け飛んだ所をみる限り、本気度が解る・・・・・・・・


そう、奴は殺る気だった。


「てめえら今度こそあれでぇっ!!バケツ持って立ってろぃ!!」



「はい。よし行くか、ゴリラ」


「おう」


と、席を立った、途端


「ちょっと待つんでぇっ!」

言った張本人であるじろさんが、待ったをかけ、教室の扉へと向かう。



「え?じろさん何――――」


次は「を」が言えなかった。


「てめえらに任すと、またバックレんだろぃ!俺っちがバケツ取ってくらぁ!待ってろぃ!!バカっ!!」


と、じろさんは豪快に戸を閉め、階段の下のワックスの彼処へと、ドスドスと足跡を響かせながら歩いて行ってしまった。



「まあ、いっか」


「おう」


と、俺とゴリラが軽く流した時