学園奉仕活動

「けっ、連れねえな。俺っちとおめぇは―――」


「だからーっ!ティーチャーとスチューデントだって言ってんだろうがっ!!一人の生徒捕まえてフレンドフレンドって、お前どんだけ学園で浮いてんだよっ!!」

何回目だこのやり取り!


「う、浮いてねえよ・・・・・そ、そんなおめぇ・・・・・・浮いてねえ・・・・・・・」


「お、おいおい。なんだそのリアルで浮いてますみたいな生々しい返し」


「・・・・・・・・・」


「お、おいっ、なんか言えよ」


「・・・・・・・・・・・」


「マジかよ・・・・・・」

じろさんマジで浮いてんのかよ・・・・・・。

てか、意外にガラスのハートなんだな・・・・・・・このオヤジ。


じろさんが黙りこんでしまったので、俺は、なんだか物凄く可哀想な事を言ってしまった気分になり


「ま、まあ、じろさんを解ってくれる何かは何処かにいるさ。多分・・・・・・・な?」

と、じろさんの肩をポンッと叩いた。

「てめっ、触んじゃねえ!何かってなんだちきしょうっ!人間に好かれねえって遠回しに言ってるだけじゃねえかっ!!」


「いや、そんなつもりは――――」


「なんなのっ!?それが励まし!?おめぇのやり方!?ふざけんじゃないわよけぇっ!!」

「おまっ、いい加減にしろよ、俺っち、おいこらっ。人が折角、気にしてやったのに『ふざけんじゃないわよけぇ』とか江戸っ子のおネエか、アホ」


ちょっと心配して損したぜ、くそっ。


「俺っちはおネエじゃねえ!正真正銘のちょっぴりエッチなおっさんだ!」

大声でそう主張するじろさんだが

「ああ〜はいはい。分かった分かった〜」

俺は、めんどくさくなり、適当に流す。


そんなやり取りをしていると、四つん這いでずっと黙っていたゴリラが、急にこんな事を言い出した


「ロピアンと寝子何処行ったんやろな」


と。


「確かに。コンビニまでそんな距離無い筈なんだけどな」


奴等は何処のコンビニへ行ったんだろうか?


てか、そもそもコンビニへ行ったのか・・・・・・?



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