学園奉仕活動

「透明人間に憧れてよぉ?透明人間になれる物作った訳だ。それがコレっちゃね」


どらさんは、未だ感心した様子でじろさんが眺めていた黄色い腹巻きを、シャッと、猫のパンチの様な素早さでぶんどり、アリスに渡し


「こ、これが透明腹巻き・・・・inボインの姉ちゃん・・・・・・・」


アリスは急に渡されたソレを、驚きとむっつりでよく分からないまま見ている。

「で、ソレ使って、このオヤジはドロった・・・・・・・と」


「俺っちはドロってねえ!」

否定するじろさんを余所に「うむ」と、どらさんは頷き


「この変態は、私の秘密道具開発室から盗み出し、あらかた楽しんだ後、返しに来たのだ。こっそりとな」

と、どらさんに人差し指を突きつけられたじろさんは目を半端なく泳がせ


「あ、ううぅん、うんうん」

と、言葉にならない声を漏らした。


う〜〜〜む・・・・・・・


なんだか気になる部分は沢山あるんだが・・・・・・・



まあ、まずは


「じろさんよ、盗んじゃ駄目だろ。道具もパンツもさ」


とりあえず叱っとく。


「お、俺っちは、た、確かに道具は勝手に使ったが。盗んでねえ!ちょっと覗いただけだ!」


ん・・・・・・・?


いやいやいやいや


「同じだからそれ。延長線上の犯罪だから。旅行行って土産買って帰ってくるのと同じ感じだ」


「土産じゃねえ!パンツでぇ!」


「うわっ、めんどくせえ。なにコイツ、揚げ足かよ・・・・・・・」


って、ん・・・・・・・?


待てよ・・・・・・・?


コイツ今・・・・・・・


「ゲロったな!?ゲロったよな!?お前やっぱ取ったんじゃねえか!!バカが!アホがこらぁ!!」


もう、落ち着いて聴取を取るのはここまでだ、コイツ(じろさん)の生徒である俺が責任持ってキチンとポリに突き出す。