学園奉仕活動

「なんだよ、クサ男。て言うかほんと臭いぞ。ニンニク男爵、いや、ニンニク皇帝?」


「皇帝って、無茶苦茶くさそうじゃねえかっ!なんで?!ねえ、なんで、てめえらは臭くないのっ?!なんでけぇ?!」

「うっせんだよ!くせんだよ!このお方の道具で、俺とゴリラは口臭も舌の感覚も無くなったんだよっ!」


「だから!そやつは誰なんだ!」


「だから!このお方は―――――」


と、アリスとじろさんに説明しようとした時


「側室だ」


顔を上げ目を擦りながら、どらさんは物凄い事を言った・・・・・・・


大名だったら極々自然だろが・・・・・・・もしくは国が違えば、良かったのかもしれない・・・・・・・


が、俺の住むこの国では現在、一夫一婦制であり、側室は不貞行為になる訳で・・・・・・てかまず、普通の学生の身分でそれ言われるとさ・・・・・・・



「セフレじゃないか・・・・・・ただの・・・・・・・」


何度擦っても視界が戻らないのか、目を閉じたまま、ずっと手を当てているどらさんに視線を向ける。


「・・・・・・・・・・・・すぅい〜」

「ん・・・・・?どらさん?」


これは、もしや・・・・・・・。

「すぅい〜・・・・・・・すぅ〜・・・・・・・ぐぅ〜」

やっぱ寝てるっ!?何故っ!?てか、なに「側室だ」って寝言っ!?

「お、おい、どらさん!そんなんあるめぇ!どんな寝言だ!起きろ!目覚めよ!覚醒せよ!このっ!このぉっ!」

どらさんの両肩を掴み、ガンガン揺する。


当たり前だ!こんな濡れ衣たまったもんじゃねえ!てか、側室ってなんだこの野郎!!


「寝るなっ!寝たら起きるぞ!アソコ的な何かが起きるぞ!ファイトだ黒田!こらぁ!」