学園奉仕活動

「はぁ〜・・・・・・・」


溜め息を吐き、振り返ると



やはりだ・・・・・・・。



眉間に縦線をしっかり刻んだアリスが拳を上げて立って居た・・・・・・・




「えっ・・・・・・・!」


拳を上げてっ!?


「いやいやいやいやっ!お前ちょっと待て!なんだその殴る的スタイルは!」


「うるさい!死ね!問答無用で死ねっ!」


「死ねるか!それに今、殴られる訳にもいかん!やめてくださーい!」


爆睡しているどらさんを庇いながら、アリスへ必死に訴える。



「うるさいっ!問答無用と言った筈だ!」


うお、ヤバいっ!コイツマジだ!


「ちょっ、ちょっと待て!あ、あの・・・・・・・こ、この娘がどうなってもいいのか!!」


「なにぃっ!?人質とは卑怯なっ!しかも、そんな幼い娘を!」


未だにぐっすりと眠っているどらさんを見せると、アリスは悔しそうに拳を下ろした・・・・・・・てか、気付いてなかったのかよ・・・・・・・・まあ、いいや。



「それ以上近付いてみろ、この娘の頭を撫でるからな」

極悪人もビックリな脅し文句をアリスに吐いてやる。

「いや、頭撫でたからどうやねん。てか、撫でようとしてたし」


ゴリラが何か言ってるが、何言ってるか分からない、無視だ。


「くそうっ・・・・・・・貴様はなんて残酷・・・・・・・」


アリスもゴリラの言葉が分からないのか、聞いてないのか、下唇を噛みしめ、両の拳を握りしめ、悔しそうに俺を睨んでいる。


「おいおい、なんでやお前等、こら」


ほんとうるさいゴリラ


いつまで四つん這いなんだゴリラ。


「ふふっ・・・・・・・」


「くっ・・・・・・・・・」

方や余裕、方や悔しそうに睨み合う俺とアリス。

「へっへ・・・・・・・」


「くぅっ・・・・・・・」


と、そこへ