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『よし、ここなら大丈夫だな』

「何で屋上までつれて来たのよ!」

『朝の事、あれは勘違いだ!』

「何を間違えたらあんな勘違いが起こるのよ、変態ヤロー。」

『あれはテメェが落としたハンカチを拾ってやろうとしたら、偶々あれが落ちててハンカチと間違って拾ってしまったんだよ!分かったか!』


よーし!
これで誤解は取れただろう!


「変態ヤローが何言い訳してんだ。」

おいおい泣きてぇ
こいつ全く信じてねぇよ

『つか、いい加減その変態ヤローっての止めろ!』


「・ ・ ・ ハァ」

『何その間とタメ息、こっちが一番疲れてんだよ。
よし!じゃあこれ信じてくれたらマジ何でもするから、本当に!誤解やめろ!』

「分かった。じゃあもう私に関わらないで。」

『おい全く分かってねぇよ。だっれがお前なんかに関わるか、ただし今日の事を誰にも言わなければの話だ!あばよ!』