キーンコーン
カーンコーン
「ぅんーーーー」
チャイムが鳴って大きく背伸びをした
あー疲れた
さぁ、帰ろ帰ろ
『龍ー!今日さぁ、みーちゃんも一緒に帰っていい?』
「え?本田も?別にいいけど」
『ほんと?みーちゃん良いってー』
許したもののちょっといやな俺もいる
優希と二人で帰りたいなー何て
『いやー、悪いね!熱々な二人の邪魔して』
悪そうな顔をして髪をワシャワシャしながら本田が話しかけてきた
「別にいいけど、どうしたんだよ?」
『今日部活が急に無くなっちゃってさ、久しぶりに優希と帰りたいなーって』
「そーなんだ、俺一人で帰ろうか?俺がいたら話にくい事だってあるだろ?」