ユウコさん(仮)の彼氏

ーーー…言ってしまった。



言い切ったあたしは、ゼーゼーと呼吸しながら真っ直ぐに店長さんを見つめると、彼の口から出てくる次の言葉を待った。



働けるか…出禁か……さあ、どっち!?



来るならこい!!



そしてギュッと目を瞑ると、両拳を握りしめた。



「………お前を……うちの店、に?……それは…」



「いや、それはそれで良いんじゃないっすかー?」



「へ?………ぎゃあぁぁぁー!!」
「あ?………優斗っ!テメッ!」



すると突然の声に目を開ければ、目の前にはニッコリと満面の笑みを浮かべる優斗先輩。



「ゆっ、ゆゆっ、ゆーと先輩っ!!」



「ん?」



突然の先輩の出現につい叫び声をあげてしまったあたしは、大きく目を見開きながら、そのまま数歩後退った。