俺はもしかしたら

 俺は目を瞑った。


ゆっくりと。も


う眠ろう。何もかも忘れて。



俺が和田一真という事も、俺が死んだ事も。俺が俺でなくなるまで、俺の存在が完全に消えるまで。そのときまで目を瞑っていよう。




さようなら。皆。さようなら。俺。さような





「ずいぶんと、生きることにこだわっているように見える。まだ、後悔しているのだな。未練がましいな。そしてお前らしくないぞ。なぁ、一真」