『もしもし、どうされました?』




携帯の奥から聞こえる声。




「し、しろっ、

 城菅公園の噴水の所で、

 人が殴られててっっ…‼」




俊稀は大分体がガクガクと

震えていて、

ろれつが全然

まわっていなかった。

…まぁ、自分が

言えるようなことではないが。




「も、もうちょい静かに!

 聞こえんだろ…!」



「あっ、ゴっ、ゴメン…!

 僕達、犯人のすぐ近くに

 いるんで動けないんです!

 早くして…。」





…俺達の背筋が凍った。