15分ぐらい歩くと…
でっかいというほどではないが広い公園にたどり着いた。
「ここ前から来てるんだよ。」
成紗が僕に説明―
「あっ。潤和(じゅんな)君だ!」
菜妃茄が小さい足で走っていく。
パタパタというBG音が聞こえそうなほど可愛かった。
成紗は近くにあった、ジャングルジムに登り始める。
夏果はなぜか、思考停止。
どうしたんだ?
僕が近づいていくと。
夏果の目線がある人に向いていることが分かる。
欄崎 幸
僕達の中学校では結構な有名人。
サッカーをやっていた僕は結構仲良くしている。
メアドも持っている程の仲

