「…うん、ごめん僕は分かっていたんだよ。」



僕が言うと、信じられないような顔をした。





「そうだったんだ、じゃあ、皆は?」




「は、まだ知らないんじゃないかな?」




ごめん夏果皆気づいている…




まっ、いっか。





「…ごめんな、夏果…」




夏果パパは恐縮していた。




「大丈夫だよ!お父さんのせいじゃないから。」




「すまんな…」




なんか、温かい感じがするのは僕だけかな?




『ふえ~ん』



なんか隣の部屋で鳴き声聞こえたんだけど…



夏果パパはまだ恐縮していて、気づいていないみたいだ…





「あっ、菜妃茄!!」




と言って、隣の部屋まで走る夏果