…今頃だけどさ…
夏果…男になりきってるの忘れてる…
声だって高いし…
「おぉ、久しぶりだな、夏果、そちらは?」
僕に話が振られた
「樹龍 青海です。夏果とは仲良くさせていただいています。」
45°のお辞儀
「いや、こちらこそ、娘がすまないね…あっ!」
夏果はハッとしたように夏果パパを見ている。
『ちょっと、なに娘って言ってるのよ。』
夏果パパと、コショコショ話し
いや、自分でもう正体言ってたのも同然のような行動していたよ…
でも、口が裂けても言えない…
「あははは…青海ごめん!私女なの!」
うん、てか知ってたよ

