男子校におしのび



「残念ながら俺は家に戻るぞ?」



私が言うと、



2人はがっかりしたように私を見る




そんな眼しても決定実行。




私はすぐにでも、皆と会いたいの!





「はい、しょうがない、その前にテストクリアしないと。」









大丈夫ぜんぜん自信あるし!





万年1位なめんなよ。





教室に入ると、皆が無言の勉強、無言の圧力を押しかけてくる。





ま、廊下でぎゃーぎゃー騒がれるのもいやだよね…





私は自分の席に座り、机に頭をつける。




心配そうに青海が私を覗き込む。






「大丈夫か?そんなに、勉強無理か?」




いや、大丈夫だけど…