「ま、しょうがないよな、」




「あいつが、隠しとおすなら、気づいていない振りしようぜ…」




「そうしようか。」






それから、僕たちは解散した…




僕は雲の部屋の前を通ると、ドスっという音が響いた…




雲が、きっと、夏果に何かしているに違いないと、


すぐ、悟った。




２分の１の確率で、ドアノブに手をかける。



…回らない…





しょうがないここは…





インターホーンに手を伸ばす。




音が鳴って１分後ぐらいに、ドアが開いた。




僕は、何も、言わない雲を押して、



リビングまで行くと





顔を赤くした夏果がいた。