「あ、うん、友達だからよ、中に入るよ。」
私がドアノブを回すと。
汚くなっている部室の中…
なんか超がっかり。
私がいた時はこんな汗の匂いなんてしなかったし…
こんな感じに、制服は散らばっていなかった…
今年のマネージャーどこで何してるんだか…
…ちょっと、待ってよ、マネージャーはわざわざ部室の中に入らなくていいんだ…
私がいたから、純とか、入ってきて片づけていたんだ…
ここら辺、マネージャー会議に私が持ち上げればよかった
「俺のロッカーの中に入ってる。」
「昔のは確か、私がもと使っていた、ロッカーの中。」
私がそこに行くと…
まだ、私の名前が残っていた。

